駅南生活

今日は奥さん仕事。
職場が近いので昼は食べに帰ってくるとのこと。
そして「パスタ」というリクエスト。

というわけで、今日は（も？）朝から麺打ち。
材料
・デュラム小麦のセモリナ粉　250g
・卵　Ｍ１個
・水　卵液との合計で100ｇにする
・塩　4g

いつものように水を回した時点で、随分違う。
普通の小麦粉だとおから状なのに、今回は早くも団子状。
まとめている間も、柔らかく感じます。

ソースの材料を刻んでいる間寝かしてから、捏ねに移行。
しかし、なんだか心もとない。
ドウが随分柔らかい。強力粉と比べると、楽に捏ねられます。
しかし、全体の粉っぽさが消えません。
全体重を乗せて捏ねても、なんか繋がってる感じがしない。
単純に粉が集まって、固まっているだけのような感じです。

これでコシのある麺が作れるかどうか不安が出てきました。

粗挽きの粉だから、水が粉の中心までしみ込むのに時間がかかるのかな・・・
と思いながら、ソースづくりの間、休み休み捏ねたのですが、結局最後まで粉っぽいままでした。

こいつをパスタマシンで延ばします。
延ばしていっても、面体は形を保ってくれました。見た目は粉っぽくても、繋がっていたようです。ただ、柔らかさ（というか水っぽさ）が残っており、このままカットしても、再度くっつくことが予想されました。
といわけで、麺帯の状態で30分ほど干してからカットしました。
厚さは1.5mm（目盛４）、幅は４mmです。

ソースはボロネーズにしました。
今までで一番気合いを入れ、どこよりも美味しい物を作ろうと頑張りました。

材料
・あいびき肉　250g程度
・ショルダーハム　150g程度
・ニンジン　10cmほど
・タマネギ　中サイズの半分
・セロリ　葉っぱの方から１／３本
・干し椎茸の戻したやつ　大１枚
・ニンニク　２かけ
・赤ワイン　150ml程度
・椎茸戻し汁　150ml程度
・トマトピューレ　200g
・塩、胡椒、クレイジーソルト　適当
・バター　30g
・オリーブオイル　大さじ１

ひき肉以外はすべてみじん切り。
フライパンに、オリーブオイル大さじ１程度と、バター20g加え、肉類を揚げるように炒めます。
ハムからも脂がでてきて、本当に揚げるてるような感じです。
続いて野菜類投入。これも揚げるような感じで炒める。
十分炒めたら、ワイン、椎茸戻し汁を加え、トマトピューレを加え、塩、胡椒を加えて小一時間煮込みました。

途中、味見をしながら、塩、クレイジーソルトを加え、最後にバター10gを加えました。

12時過ぎに、奥さんが帰宅。お湯は完全に沸いています。
パスタをほぐしながら入れ、様子を見ながら３分茹でました。
そして、特製のボロネーゼをかけて完成。

上出来でした。
パスタは卵のせいか、茹でたことで膨らみ、意図したよりゴツい食感になりましたが、モリモリ食べるにはいい感じです。不安だったコシも適当にあります。
そしてソースは、多分どこに出しても恥ずかしくない出来です。
ショルダーハムがいい仕事してます。
手元の料理本では、ベーコンを使うと書いてあったので、代用として使ったのですが、かなりイケます。
同じく本には鶏レバーを加えるともありました。
レバーは奥さんがちょっと苦手なので、今回は外しましたが、加えていればもっと美味しくなったかもしれません。

３時間弱かかった料理はを、１５分で頂き、奥さんはまた仕事に行きました。

奥さんには言いませんでしたが、今回相当油・脂を使ってます。
ケーキを焼く人がよく「ビックリする程バターと砂糖入れてるよ」という話をしますが、今回のソースも負けていません。

ソースはあと半分程残っています。
しかし、１日であれだけの油脂を摂取するのはヤバイと思うので、晩御飯はあっさり目、ゴーヤーチャンプルーと葱ヌタあたりにしようと思います。