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2006年2月24日 (金)

美しい背中

昨晩は01:30就寝だったのですが、ふと05:00に目が覚めました。
そういえば・・・と思ってテレビをつけると、まさに安藤選手が滑り出すところでした。

結局、金メダル決定まで見て、そのまま出社と相成りました。

それにしても、荒川選手、とてつもなく綺麗な背中でした。
肩から腰まで、張りがあって隙の無い、分厚くて柔軟な背中でした。
その後、テレビで見る度に、その背中に見とれておりました。

ちょっと前に「新宿二丁目のほがらかな人々」という本を読んだのですが、これに背中に関する面白い話がありました。
部分的にはこちら(一番下のコラム)にあるとおりですが、意訳すると「全ての方位からの視線を意識して、それに立ち向かうことの出来る背中を持った人、そんな人だけが、ステージの中央にいることができる」って感じです。

いやー、荒川選手の背中は、本当に綺麗でした。

村主選手は、演技の途中で、ふっと重荷を下ろしたような表情になりました。
前半の難しい(ミスしやすい)所が終わった時だと思うのですが、その軽くなった雰囲気が会場全体にも伝わり、あとはフィナーレまで良い雰囲気で進みました。
「ミスしない」ことで初めて得られた、会場との一体感がありました。
寝不足による精神不安定も手伝って、少しウルっとしていまいました。

安藤選手は本当に疲れていると思うので、テレビも電話も無いような場所で、1月ほど休んで頂きたいような印象です。
これは自分自身の投影なのですが、自分の拠り所を変なところ(安藤選手の場合テレビの向こう側)に求めていて、それが得られなかった、そんな不安定さを感じました。
哲学でも宗教でも良いのですが、彼女なりの、安心できる拠り所が得られれば・・・
というのは、余計なお世話ですね。

結局重要な部分を一通り見れたので、凄い満足。
会社でも「見た人間にしか分からないよ。ふふん。」みたいな態度でしゃべっておりました。
ま、嫌な奴ってことで。

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