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2006年4月21日 (金)

イペさんに関するあれこれ

うちの近所にある新川公園に、イペさんがあります。

Ipe01 Ipe02 Ipe03

Ipe04 Ipe05 Ipe06

新川公園のイペさん(2004年04月18日撮影) 地図

勝手に「さん」づけしているだけで、「イペ」です。
黄色いイペ、イペ・アマレーロ(アマレーロとは黄色の意)です。

奥さん情報によると、花が咲き始めたとのこと。
来週末あたりから楽しめるはずです。

もともとは南アメリカの花で、日本では珍しいと思うのですが、静岡駅南では割と見ることができます。
わかりやすい所では、南幹線のヤマダ電機の西側、アパート?の入口にあります。
奥さん情報だと、静岡市駿河区中田本町の、FIZZ中田(フィットネスクラブ)敷地にも1本あるそうです。
最近だと、南部じまん市でも苗を売っていました(花芽付きで、すぐ咲く状態のもの)。

4月25日追記
インター通りと150号の交差点、東側に3本ほどありました。
25日現在で2分咲きってとこでした。ここ
ここまで追記///////////////////////////////////

花の後は種ができます。
毛のある豆のさやのようなものができて、その中に、薄っぺらい種が大量に入ってます。
数年前、その種を蒔いてみたところ簡単に発芽しました。
結構育ったのですが、奥さん出産時に私が世話をせず、枯らしてしまいました。
今年は仕切り直し、将来、家を建てた時の庭木にしようと目論んでおります。

イペ・アマレーロはブラジルの国花(national flower)です。
日本の国花である桜と同じく、春に咲くため、ブラジルに移民した人々にとっては、日本の桜と同じくらい特別な花だったらしいです。

平成10年歌会始 お題「道」 皇后陛下御歌
  移民きみら辿(たど)りきたりし遠き道にイペーの花はいくたび咲きし

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ちょっと話がかわりまして。

黄色のイペはマイナーな存在ですが、紫色のイペは全国でも有名です。
紫イペ。イペ・ロショ(ロショとは紫色の意)。
「タヒボ」という呼び方の方が有名でしょうか。
この植物を使った「タヒボ茶」というものが、なにやら健康に良いという噂の流れているようないないような(すみません、健康食品という考え方が好きでは無いのです)。

タヒボ茶 グーグル検索結果
http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rls=GGLD,GGLD:2005-16,GGLD:ja&q=%E3%82%BF%E3%83%92%E3%83%9C%E8%8C%B6

「タヒボベビーダ」という響きを覚えてますでしょうか。
JR東海が作成、駅構内の自販機で販売されていた清涼飲料水です。
私は一度しか飲んだことはありませんが、黒砂糖を薄く溶かしたような、なんとも変な味だった記憶があります。奥さんはハマってたそうです。
今現在、これだけタヒボ茶が有名なことを思うと、当時のJRが時代を先取りしすぎたのではないか、と思います。

タヒボベビーダ紹介(笑)ページ
その1 http://www1.accsnet.ne.jp/~kentaro/DDT/DDT.html
その2 http://www.amy.hi-ho.ne.jp/tololly-bus/drink/tahibo.html
その3 http://blogs.yahoo.co.jp/taheebomuseum/19713865.html

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以下、このエントリを書くにあたって、調べた事を整理します。
(ネット上の非公的な情報がもとなので、全ての語尾に「らしい」とか、「の様です」とかを付けてもらえると助かりますです)

■イペ・アマレーロ(ipe amarelo)
和名:コガネノウゼン
英名:Golden Trumpet Tree
学名:Tabebuia chrysotricha(タベブイア・クリソトリカ)
※注 4/23追記あり

ブラジルの国花(national flower)
参照:南北アメリカの各国で構成する米州機構の子供向けページ
http://www.oas.org/children/members/natSymbols/brazil.html

仲間であるTabebuia chrysantha はベネズエラの国の木(national tree)。
スペイン語でAraguaneyと呼ぶ方がポピュラー。

この2種類、写真で見る限り全く区別つきません。

沖縄ではイッペーと呼ばれる。
本来の名前であるIpeと、花がいっぺー(いっぱい の沖縄方言)咲くことから定着。
先に日本では珍しいと書きましたが、沖縄では「イッペー通り」があるくらいポピュラー。

■イペ・ロショ(ipe roxo ホショとも発音)
和名:特になし。通名は紫イペ。
英名:Pink Ipe
学名:Tabebuia avellanedae(タブベイア・アベラネダエ)
タヒボ茶の原料。

■不明確な点
コガネノウゼン=イペ・アマレーロ=Tabebuia chrysotricha
が一般的のようですが、沖縄にある東南植物楽園では扱いが若干違うようです。

解説ページでは
コガネノウゼン= ? =Tabebuia chrysotricha

同楽園の学芸員さんのブログでは
コガネノウゼン≠イペ・アマレーロ=Tabebuia umbellata(ウンベラータ)

どうも金色と黄色で区別があるようなのですが、正直よく分かりません。

東南植物楽園の解説ページ
http://www.sebg.co.jp/dictionaly/archives/2006/01/post_90.html

東南植物楽園の学芸員のブログ
http://www.sebg.co.jp/curator/archives/2006/03/post_261.html

■その他参考ページ
wikipedia英語ページ
http://en.wikipedia.org/wiki/Tabebuia

タヒボミュージアム設立委員会 ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/taheebomuseum

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4月23日追記

上でリンクを貼りました東南植物楽園の学芸員さんのブログ、トラックバックを送ったついでにコメントに質問を記入したところ、回答を頂きました。

やはり、イペ・アマレーロ(Tabebuia umbellata)と、コガネノウゼン(Tabebuia chrysotricha)は違うようです。

従って、今回のエントリで、イペ・アマレーロについて和名・英名・学名を整理しましたが、間違っています。
取扱いには注意して下さい。

ただ、日本に置いて厳密に区別している人も少ないようですし、もしかしたら南米でも黄色っぽいイペはすべてアマレーロで総称しているかもしれません。
なので、ここに追記するにとどめ、本文の修正はしないことにします。

学芸員さんの回答はこちら:東南植物楽園の学芸員のブログ(再掲)
http://www.sebg.co.jp/curator/archives/2006/03/post_261.html

比嘉さん、ありがとうございました。

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お出かけ(静岡市内)」カテゴリの記事

コメント

駅南生活さま。タヒボミュージアムのアドレスをご掲載頂いており、ビックリしました。大変ありがとうございます。沖縄にイペーが咲いているのは知っていましたが、静岡県で咲いているとは、二度ビックリです。これからもタヒボ(イペー)のこと、いろいろと教えてくださいね。時々taheebomuseumブログにも来て下さいね。では!

投稿: taheebomuseum | 2006年6月 9日 (金) 11時38分

taheebomuseumの方、コメントありがとう御座います。
静岡にもけっこうありますよ。
季節なら、通過する新幹線から見えるかもしれません。

その静岡のイペさん、奥さん情報では種の莢がふくらんでいる状態とか。はぜるのはもう少し先だろうとのことでした。

またタネをゲットしたら記事にするかと思います。
また遊びに来てください。

投稿: ドロンコ | 2006年6月 9日 (金) 21時40分

初めまして。タベブイアについて色々とお調べになって、とても関心しました。タベブイア(Tabebuia)は中南米の熱帯~亜熱帯地方の原産で、これらの国々の名称が色々とあり混乱していることが沢山あります。
イペー(Ipe)という呼び名も、ブラジルの在住の日本人の目から見たタベブイアの考察のようですね。タベブイアはパラグアイ、ブラジル、ベネズエラ、トリニダード・トバゴ、エルサルバドルの国木(national tree)又は国花でもあります。

投稿: 黄菜子 | 2009年3月27日 (金) 20時17分

また整理・統合の結果、タベブイアには多くの同意語があるようです。例として、タベブイア・アベラネダエ(Tabebuia avellanedae)とタベブイア・パルメリ(Tabebuia palmeri)はタベブイア・インペティギノーサ(Tabebuia impetiginosa)の同意語とされ、タベブイア・ペンタフィラ(Tabebuia pentaphylla)はタベブイア・ヘテロフィラ(Tabebuia heterophylla)の同意語とされているようです。

また日本では黄花のタベブイア=タベブイア・クリソトゥリカ(Tabebuia chrysotricha、コガネノウゼン)と思われているようですが、黄花のタベブイアは他にもタベブイア・ドネル・スミティー(Tabebuia donnell-smithii、オウゴンジュ)やタベブイア・アウレア(Tabebuia aurea)などがあります。
ピンクのタベブイアについても同じで、タベブイア・ロセア(Tabebuia rosea、モモイロノウゼン)ばかりが注目されているようです。ピンクのタベブイアは他にもタベブイア・インペティギノーサ(Tabebuia impetiginosa)やタベブイア・ヘテロフィラ(Tabebuia heterophylla)などがあるのですが・・・。 タベブイアはおよそ100種あるといわれています。

できましたら、ぜひグーグルで、’タベブイア Tabebuia’ と記入して検索して見てください。とても多くの情報を得ることができますよ。

それと’(1)タベブイア・インペティギノーサ(Tabebuia impetiginosa)、(2)タベブイア・ロセア(tabebuia rosea、モモイロノウゼン)、(3)タベブイア・ヘテロフィラ (Tabebuia heterophylla)の葉の見分け方’という、とても興味のある書き込みがあるので、ぜひ読んでみてくださいね。

投稿: 黄菜子 | 2009年3月27日 (金) 21時42分

黄菜子さん、コメントありがとうございます。
大量の価値有る情報ありがとうございます。

約3年前にこの記事を書く際も、随分検索したつもりだったのですが、あらためて教えて頂いたキーワードで検索すると、まだまだ情報があったんですね。
言い訳しますと、当時「イペ」というキーワードにこだわりすぎたかもしれません。

南米メインの植物かと思っていたのですが、「タイの桜」と呼ばれていたり、「ハワイの桜」と呼ばれていたり、いろいろな場所で親しまれていたんですね。

今の静岡は、やっと桜が咲いた程度です。
気のはやい個体もありますが、まだまだ咲き始め。
イペさんはもう2週間ほどは先になるでしょうか。

そういえば、当時、家の庭木にする計画を書いていますが、大量の花がらと葉が落ちるこの植物は、庭が相当面積確保できないと難しいですね。
毎日掃除しないと近所迷惑になってしまいます・・・

最近、ここまで時間をかけた記事がなかなか書けなくなっているのが正直なところですが、また気が向いたらおいで下さい。

また、黄菜子さんがサイト・ブログなどを開設された際は是非お教えくださいませ。

投稿: ドロンコ | 2009年3月28日 (土) 20時51分

ドロンコ様

3年前に書いた記事とおっしゃいますが、’イペ’というキーワードだけでこれだけの情報を収集した、その努力に私は感動してしまいました。

またいつか機会がありましたら、ぜひ亜熱帯気候の沖縄以外の地域、特に日本本土で花を咲かせるタベブイア(Tabebuia)のリポートをお願い致します。

黄花のタベブイア・クリソトゥリカ(Tabebuia chrysotricha、コガネノウゼン)は耐寒性が比較的にあるそうですが、ピンクの花のタベブイアは寒さに弱く日本本土ではなかなか花を咲かせないそうです。

その理由はタベブイアが最初に日本に入ってきたのは、熱帯~亜熱帯地方のブラジル産だからだそうです。たぶんブラジルに移民した人達を通してでしょう。それでタベブイアをイペーと呼ぶ人が多く、タベブイアの原産地をブラジルだけだと思っている人達が多いのです。

もしもアルゼンチンのブエノスアイレス(冬に霜が降りる)辺りで咲く、タベブイア・ヘプタフィラ(Tabebuia heptaphylla)が日本に紹介されていたら、西日本・東海地方などでもピンクのタベブイアの花が見られたそうです。

ですから耐寒性のあるタベブイアの品種改良が、タベブイアを温帯地域の国々に広める課題だそうです。
もしもブエノスアイレス辺りのタベブイアが世界に広まっていたら、タベブイアはジャカランダのように世界中で有名な花木になっていたそうですよ。

ドロンコ様のタベブイアに関するリポートを楽しみにしていますね!!!(^~^)

投稿: 黄菜子 | 2009年3月28日 (土) 22時40分


黄菜子さん、引き続きコメントありがとうございます。

黄色のタベブイア、静岡市ではその辺の植木売り場で見ることができます。
静岡でこれだけイペを見るのは、温暖ということもあるのでしょうが、昔からブラジルとの交流があったんでしょうね。
結構立派な木が、いろいろなお宅の庭に植わってます。
ブラジルから働き手が多く入っている浜松方面だと、もっとみられるかもしれません。

ピンクの方はまだ見たことがありません。
静岡(日本?)では相当珍しいので、庭にあると目立ちますし、格好良いですね。
苗木なんかの情報を入手されたら、また教えていただけると嬉しいです。

投稿: ドロンコ | 2009年3月30日 (月) 21時13分

ドロンコ様

アルゼンチンやパラグアイに咲く美しいタベブイアの写真を見てみたいのなら、’ラパーチョ Lapacho’ で検索してみてください。きっと素敵な記事と画像が見つかると思いますよ!

それと黄花のタベブイアの和名についても調べてみました。
(1)タベブイア・クリソトゥリカ(Tabebuia chrysotricha、コガネノウゼン)
(2)タベブイア・クリサンタ(Tabebuia chrysantha、キバナノウゼン)
というように表記するみたいですね。

でも和名や英名で種名を調べると、かえって頭の中がこんがらがってしまうので、学名<属名>で調べた方が整理しやすいと思います。

またブラジルのイペ・アマレーロ(Ipe amarelo)は、タベブイア・ウンベラータ(Tabebuia umbellata)のことのようですね。

投稿: 黄菜子 | 2009年3月31日 (火) 21時25分

黄菜子さん、またもや大量の情報をありがとうございます。
正直なところ、あまりに大量の情報を一気にいただいたため、私の中で整理しきれていません。
せっかくの情報ですので、いずれまた整理して、追加したいと思います。
これだけキーワードを頂いたので、日本語情報としては、かなり詳しいものができるはずです。
はずです。

すみません、気長にお待ち下さい。

投稿: ドロンコ | 2009年4月 4日 (土) 21時14分

ブラジルの国花といわれるイペ・アマレーロ(Ipe amarelo)について。

ブラジル名 ’イペ・アマレーロ’(Ipe amarelo)とは、’黄色い(花の咲く)タベブイア’という意味で、特別の種小名を指している訳ではありません。

例としてイペ・アマレーロと呼ばれているものは、
(1)Tabebuia aurea, ipe-amarelo-do-cerrado
(2)Tabebuia chrysotricha, ipe-amarelo-cascudo
(3)Tabebuia ochracea, ipe-do-cerrado ou ipe-amarelo
(4)Tabebuia serratifolia, ipe-amarelo-da-mata
(5)Tabebuia umbellata, ipe-amarelo-do-brejo
(6)Tabebuia vellosoi, ipe-amarelo-de-casca-lisa
など、黄色の花の咲くタベブイアを指しているようです。

投稿: ポサーダス | 2009年11月23日 (月) 15時59分

ポサーダスさん、コメントありがとうございます。
応答が遅くなりましてすみません。

イペ・アマレーロが黄色いイペさんの総称として、現地で使われているということで、このブログ本文の記述、結果的に間違ってなかった感じなのでしょうか。

まあ、和名・学名・現地名が1対1対1で対応するほうが不自然といえば不自然なのでしょうか。

最近、園芸品店に通っているのですが、結構大きなイペの苗をみかけます。
これはちょっと静岡特有の気がします。
細かい品種まではさすがに書いていませんが。

投稿: ドロンコ | 2009年12月 5日 (土) 00時14分

つい最近イペに興味を持ち、ネットを調べても健康薬品関係のサイトは数多くありましたが、イペに関しての情報はほとんどありませんでした。そんな中、ドロンコさんの記事を拝見し、非常に興味深かったです。
実物を見たことはありませんが、ネットの写真を見て一気に気持ちが盛り上がり、絶対に庭に植えたいと思います。
静岡では時々園芸店で見かけるようですが、他県でも手に入りますでしょうか?入手方法や育て方などイペについて何か情報があればご教授ください。

投稿: トリコッティー | 2010年3月25日 (木) 00時25分

トリコッティーさん、コメントありがとうございます。

花木としてのイペは、イッペー、イペー、イッペイなんかの方がヒットしやすいような気がします。

お庭に明るい黄色、春が楽しくなりますね。
ただ、木が高くなることと、花がら・種・葉が盛大に散ることについては、心づもりと対策が必要かと思います。お気をつけください。

近所の公園のイペさんは、ガッチガチに固い土に植わってます。
水も栄養も無さそうな場所で、相当頑強な木のようです。
南の木ですので、日当たりと、寒さ対策(特に幼木期)は必要かと思います。
それ以上の育て方については、正直わかりません。

入手先ですが、そういえば最近は静岡でも見ません。
ちょうどシーズン前で、これから花が咲く季節になれば、花付きの苗が出回るようになるのではないかと思います。

ネットでの入手についてはこんな感じかと。

千代田農園
愛知県の会社。在庫は要問い合わせ。
http://chiyodanouen.co.jp/rakukou/ipe/ipe.html

琉球カフェ
沖縄の会社。在庫1。
http://item.rakuten.co.jp/r9cafe/s0216/

オオシロ樹木
沖縄の会社。サイトが作りかけで情報無し。
http://www.oshiro-j.co.jp/

なんとなくですが、「オオシロ樹木」が良さそうな気がします。
樹木の生産販売で、通販する気もあるようです(サイトは中途ですが)。
沖縄は苗の流通量からして違うでしょうから、その中でも良い物を送ってくれるのではないかと思います。
栽培方法も聞けば細かく教えてくれそうな・・・
(あ、楽天サイトが運営中ですが、イペの苗は無さそうですね・・・・・・)

最後に、2ヶ月と5年、時間の余裕があるようでしたら、近くの公園で種を確保しますよ。
種が取れるまで2ヶ月、種から花が咲くまで5年、という意味です。
種自体は大量に取れますし、発芽率も非常に高いです。
ま、最後の手段としてそんなのもあります、って程度で。

決定的な情報が無くてすみません。
またなにか進展がありましたら、お気軽にコメントください。

投稿: ドロンコ | 2010年3月25日 (木) 21時09分

ドロンコ様

早速のお返事およびたくさんの情報をありがとうございました。
花がらや葉は大量に散るのですか?!
散り方は桜みたいにキレイに散るのでしょうか?
それとも木蓮などのように茶色くなって散るのでしょうか?


もしかしたら最後の手段をお世話になるかもしれませんが、今後頂いた情報をみて色々調べたいと思います。

投稿: トリコッティー | 2010年3月26日 (金) 23時54分

トリコッティさん、こんばんは。
イペの花ですが、まず結構大きいです。
花びら自体は薄いですが、一枚一枚が大きく、ハイビスカスとかオクラの花が近い感触でしょうか。そんな大きな花が沢山付きます。
花の最後は舞い落ちるとかではなく、パサッ、パサッと落ちます。
落ちた後に放置しておくと、黄色が茶色っぽくなって、地面が小汚い感じになります。
土の地面ならまだましですが、コンクリート・アスファルトの上では放置は禁物かと想像します。

近くの植物園などで現物がご覧頂ければ良いのですが・・・

種の件はまだ時間もあります。
どないもこないも、となった時はお気軽にどうぞ。

投稿: ドロンコ | 2010年3月27日 (土) 22時22分

黄色い花を咲かせ、寒さに強い種といったらタベブイア・ウンベラータ(Tabebuia umbellata)だそうです!!!

”ブラジル沿海部(リオデジャネイロ州~サンタカタリーナ州)に分布するタベブイア・ウンベラータ(Tabebuia umbellata)は、耐寒性に優れていて華氏20度台(摂氏マイナス6.7度~摂氏マイナス1.0度)でも枯れずに生き残る”そうです。('Flowering Trees of Florida' 著者 Mark Stebbins より)

リオデジャネイロ州からサンタカタリーナ州にかけては、ブラジル経済の中心ですし、日系人も多く住んでいます。
冬が寒い静岡県でも咲くという黄花のタベブイアは、もしかしたらこの地から送られたタベブイア・ウンベラータ(Tabebuia umbellata)の可能性があるのではないでしょうか?

投稿: もしかして | 2011年1月15日 (土) 21時25分

「もしかして」さん、コメントありがとう御座います。
このブログ「駅南生活」で最も賞味期限が長い記事となってますね。ここ。

ちなみに「静岡は暖かいですよ」と異論を唱えようと思ったのですが、ここ数日は氷点下を記録したり雪が降ったりと、とても寒いです。

そう考えると、この静岡で咲き続けているイペさんは、確かに耐寒性を持ってる種類ですね。

多分、その昔に「誰か」が持ち込んで、「誰か」が普及させたはずなのですが・・・誰なんでしょう。

投稿: ドロンコ | 2011年1月16日 (日) 22時43分

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受信: 2006年5月 2日 (火) 11時41分

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