コーヒー乃川島 駅南店
石田街道沿いにある「コーヒー乃川島 駅南店」が本日で閉店します。
(5/3現在、営業中という情報を頂きました。このエントリの情報が間違っている模様です。
信じてしまった方、申し訳ありません。)
学生時代からボチボチ利用していたので、その記憶を記録にしときます。
駅南店は、以前は静岡の駅南銀座、現在は鉄板焼き屋「湧登」の場所にありました。
さらに昔は別の場所だったかもしれませんが、私が知っているのはその頃からです。
静岡でひとり暮らしを始めた直後は、実家から持ってきたお中元・お歳暮のコーヒー豆でコーヒーを淹れて飲んでおりました。
その後、大学近くにあった自然食品屋(今はありません)でコーヒー豆を買うようになりました。ここの豆が川島さんのでした。
「こだわりの食品・調味料」とのおつきあいもこのお店が最初でしたね。
小豆島のマルキン醤油とか。
で、その次が川島さんでした。
コーヒー以外に沢山の輸入食材があり、小躍りしたものです。
今は普通のスーパーでも見かける「ディチェコ」のパスタや「ベリオ」のオリーブオイル、中華調味料なんかは、当時はここでしか見ませんでした。
(この頃の私の世界は狭かったので、他のお店であったとしても知りませんでした)
もちろん、コーヒーも買ってました。
自転車で街中に出る時のルートなので、割と高い頻度で利用していました。
この頃、川島のセールの日はスゴイ人だかりだったことを覚えています。
「グリーン・カード」という映画がありました。1990年の映画ですが、静岡での公開は1992年だったように思います。
ジェラール・ドバルデューという、顔や体の造作が大きい役者さんが出演してまして、顔や体の造作が大きいわたくし、ちょっと憧れておりました。
映画の中で、ドバルデューが相手役の女の人に、「ちょっと待ってろ、今美味いコーヒーを飲ませてやる」みたいなセリフを言って、いわゆるモカ・エクスプレスでコーヒーを淹れるシーンがありまして、それがまあ格好良かったわけです。
映画を見た帰りに、川島でこのエクスプレスを購入したわけです。
その頃からしばらくは、深入りの豆を、エスプレッソ用に極細挽きにしてもらってました。
ゴムのパッキンも一度交換してもらいました。
余談ですが、この駅南銀座の店舗の向かい側が蒲鉾屋さんでした。
その2階におばあちゃんがいらっしゃいまして、いつも窓から外を眺めておられました。
コーヒー豆などを購入してお店を出ると、向かいの2階におばあちゃん。
何と言って良いかわかりませんが、当時の私の日常的風景という感じでした。
このように川島さんと付き合っていたのは、だいたい1994年くらいまでです。
そのころから、輸入食材が比較的普通に売られるようになり、コーヒー豆も違うお店を利用したり、通販で購入したりと、ちょっと離れておりました。
そして妊娠期間中は完全にコーヒーから離れまして、そして最近になって(はる坊が生まれてから)、日曜日にコーヒー豆を買う必要が生じた時に利用してきました。
今の私のコーヒーレベルを20とすると、レベル3から10くらいまでお世話になったような感じです。本当にお世話になりました。
このお店が閉店した後、日曜日に豆を買わないといけないとき、どのようにして調達しようかというのが、わが家のちょっとした課題となっています。
なむ。
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