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2009年6月 2日 (火)

とってもステキな鉄筋さ~♪

着工日+2日、鉄筋が組まれました。

Kiso201_2

現場は着々と進んでいます。
均しコンクリートの上に鉄筋が敷かれ、その上に立ち上がり部分の鉄筋が組上がってきています。

Kiso202

この辺がダブル配筋。
基礎と建物は、アンカーボルトという太いボルトで固定されますが、そのアンカーボルト自体は、基礎のコンクリートによって固定されています。
そして、一般的な基礎コンクリートは1重の鉄筋で補強されているところ、ダブル配筋では二重の鉄筋により補強されるわけです。
まあ、通常の木造住宅よりもはるかに重い建物が乗るわけで、これは必要に応じた工法と言ったところでしょうか。
それでも、このガッチガチの鉄筋構造は構造萌えと安心感を与えてくれます。

そして、前回の記事で書いた他社さんとの鉄筋の違いですが、一般的に用いられる鉄筋よりも、一段太く、また降伏点という値が一段大きいものを多用しているみたいです。

降伏点とは多分こんな意味↓
鉄筋を曲げようと少し力を加えた場合、少し曲がったところで鉄筋の戻ろうとする応力(バネの力)とバランスが取れ、止まります。
もう少し力を強く加えても、もう少し曲がって応力が強くなったところで止まります。
ここまでは、曲げる力をゆるめると、鉄筋が真っ直ぐに戻ります。
ただ、徐々に力を強くして行くと、どこかで鉄筋が負けます。
戻ろうとする応力が一定以上増えなくなり、加えた力により鉄筋が曲がり始めます。
そして、加える力をゆるめても鉄筋は曲がった状態で、真っ直ぐには戻らなくなります。
長々書きましたが、鉄筋が負ける力、このことを降伏点と言います。

そして、これは鉄筋の素材に対して決まっている数値でして、「降伏点が小さい鉄でできた、太い鉄筋」があれば「降伏点が大きい鉄でできた、細い鉄筋」もあります。
つまり「曲がりにくい素材で、かつ太い鉄筋を使ってるレスコハウスの基礎は丈夫なはず」と期待できるわけです。

Kiso203

さらに、建物の場所によって、鉄筋の太さ、鉄筋の間隔、基礎の底幅、これらが調節されています。

自分達の家用に、ちゃんと計算された基礎が作られている、ということが確認できてとても安心しました。

次はコンクリート打ちの工程です。
一番盛り上がる、そして一番気になる所ですね。

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