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2009年7月15日 (水)

アリーヴェデルチ

以前、「部屋にアリが出る」という記事を書きました。
このアリが部屋に出没するのは、実は3回目。
はる坊が2歳くらいの時、ベビーチェアにこびりついた食べカスに集まっていたのが初回でした。
この時は、チェアーをキッチリ掃除して、スーパーアリの巣コロリを置いたら、出てこなくなりました。

2回目である前回記事の続きを書きますと、いろいろ調べて「イエヒメアリ」というアリであることが判明。
得た情報をもとに根絶を目指したのですが、これが難航しました。

対策1:スーパーアリの巣コロリを設置
結果1:アリが容器に入っていかない

対策2:容器を分解して、中のゼリーをアリの通路に直置き
結果2:少ししか集まらない。蜜系には興味が無いらしい

対策3:乾燥粉を少し砕いたものを直置き、さらに、乾燥粉を溶かして削り節粉に染みこませた物を直置き

・・・と、ここまでやっても効果なし。
対策3ではそれなりに集まっては来たのですが、それ以上のアリが毒餌を無視して往来してました。

3~4日は戦ったでしょうか。
最後は私がキれまして、目に見えるアリを片っ端から物理的に除去(キッチンペーパーでこすり取っただけですが)、通路とおぼしき隙間に殺虫剤(ダニアース)を噴射。

・・・・・・これで第2次大戦は一旦終結しました。
勝利ではありません。
アリを物理的に除去した際に、そのアリから警戒フェロモンが出て、それでアリ側に嫌気がさしただけ。
アリの方で「ここ面倒だから他に行こ」と方向転換しただけです。

そして今回が3回目。

既に私は、いかにしてアリさんの侵攻先を、わが家以外に向けるか、という弱々な考え方になってます。

「見つけ次第、なすりつけるような感じでつぶして」

と奥さんにも言ってあります。

うまく行けば、また暫く姿をひそめてくれるでしょう。

秋には引っ越すとして、新居までには来ないことを祈りましょう。

もし新居に現れるような事があれば・・・
全力です。その時はもう全力です。
ボード引っぺがしてでも、フローリングひっくり返してでも徹底的にやります。
ね、面倒でしょ、だから来ないでね、アリさん。

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さて、ここで学習タイム

イタリア語でいう「アリヴェデルチ Arrivederci」
日本語に訳すると「また会う日まで」「またね」になります。
二度と会わないであろうお別れは「アディオ Addio」です。
「今度は神様のもとで会いましょう」という意味だそうです。

フランス語の「オールヴォアール Au revoir」と「アデュー Adieu」
スペイン語の「アスタラビスタ Hasta la vista」と「アディオス Adios」
も同様。全く同じ用法です。

というわけで、今回の記事のタイトルは間違いです。
「アリ」部分をかけたかっただけで、内容とは一致しません。
断じてタイトルの間違いであって、現世では二度と会いたくないです。
かといって、神様のところで「よう!」とか言われても困っちゃうのですが。

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最後に、イエヒメアリ対策としては、徹底的に移動経路を追跡するのが第一。
外から入ってくる穴や隙間、あるいは集団生活している空間が見つけて、そこへの殺虫剤噴霧と穴・隙間埋め、が最上の様です。
狭い隙間にいるので、バルサン的な物も効果は薄いそうです。
「イエヒメアリに効く」とされる殺アリ用毒餌(アリメツとかアントバスターとか)がネットで販売されてますが、とても高価なので手を出す気にはなれないでいます。
それでも試したい(効果は不明)という方はどうぞ。

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