« まぐろ丼 | トップページ | 秋葉原 »

2009年11月 8日 (日)

ローソンのホルモン鍋

先日、ですさんのブログに「ローソンの冷凍もつ鍋が美味しいと評判ですよ」とコメントしたのですが、自分自身がまだ食べてなかったので、このたび買ってきました。

検索するとわかるのですが、ネット上での評判がすごいです。
いっぽう静岡市界隈のブログでは見た記憶がありません。
これは市内のローソンの少なさによるのでしょうか。

ともあれ、こんな製品。
ナガラ食品、ホルモン鍋です。

Nagara1 Nagara2

今日は一仕事したので、これでお酒を飲むのです。

ビニールの蓋を外して、コンロにかけて、10分ほどコトコト。

Nagara3_2 

お酒は、鹿児島の芋焼酎「アサヒ」をお湯割りで頂きます。
調べて見ると、2007年6月購入2008年1月開封
んでもって、2009年11月にまだ残っているのです。
ほんと、お酒を飲む習慣が無いのです。
芋焼酎がもう1本あるんだよな~

というわけで、完成です。

Nagara4

で、食べてみると・・・

一言でいうと「場末の味」でしょうか。
塩、醤油、味噌、脂、モツの癖、唐辛子の味です。
これは「ウマい」とも「おいしい」とも言えません。

開高健の美食(ノン)フィクション「新しい天体」の導入部分を思い出しました。

以下引用//////////////////////////////////////////////////////////

煮込み屋というのはいつ見てもおなじである。おなじようなわびしい人物たちがおなじようにネコ背になっておなじように汚れた大鍋のまわりにすわっている。大鍋のなかではねっとりと濃くて重い味噌と肉の汁がひろがり、ゆらゆらと湯気をたてている。熱くて香ばしいそのぬかるみには大小さまざまな脂の輪が浮かんでキラキラ輝き、あちらで、こちらで、泡がもくりポカッと音をたてる。おどかすようでもあり、嘆息をつくようでもある。明けても暮れても味噌と内臓の破片を腹いっぱいにつめこまれてお尻からじりじりとあぶられている、鈍重で頑強な、形の崩れかかった大鍋の、耐えに耐えた嘆息がその泡のなかにこめられているようである。

///////////////////////////////////////////////////////////以上引用

これはちょっと、朗らかな気分にはなれない食べ物です。
かといってマズいかと聞かれるとそうでもなく、二度と買わないかというと、また買ってしまいそうな、そんなダウナー系ドラッグの様な食べ物でした。

ちなみに、モツを食べ終わった後、豆腐を煮て食べたところ、これは単純に美味しい物でした。
そのままご飯にぶっかけたくなりました。お酒の方は、これで〆ても良いかと。

Nagara5

|

« まぐろ丼 | トップページ | 秋葉原 »

コメント

確かに美味そう。美味そうっすねぇ。
値段と、コンロで10分ってのがねぇ。
もうちょっとなんとかならないかな。

投稿: です | 2009年11月11日 (水) 12:26

ハードル高いっすねぇ~。
レンジで3分で100円ってのと張り合うのは確かに難しいです。
味も美味しいんだかどうだか、って感じでしたし。
まあ、お酒のアテに、気が向いたらって感じでどうぞ。

投稿: ドロンコ | 2009年11月11日 (水) 21:14

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ローソンのホルモン鍋:

« まぐろ丼 | トップページ | 秋葉原 »