たねはめはなめ
種葉芽花芽(早口言葉になってます)
我が家から最寄りの園芸店「タネのイワクラ」。
事務的な建物のため、ふらっと入るには抵抗があり、未訪問でした。
家を持ち、暖かくなった今、
時と場を得た今、
満を持して訪問してみました。
野菜の種が大量にありました。
種類もさることながら、タネが大量に入った「大袋」もあり、2万円近くするトマトの種袋には、ある種「千両みかん」に近い考えが浮かびました。
種の袋を裏返すと、「乾燥に強く」「食味良好」「多収」「○○病耐性」なんて能書きが色々書いてありまして、男の子的にはたまらないものがあります。
「どーれーにーしーよーおーかーなー」という浮かれ気分と、「初心者っつうか初めてだし、自重自重・・・」という慎重さがせめぎ合う中で、どうにか選んだのが、これ。
トマトははる坊セレクト。
私は「ルイ」とかいう品種の方がスペック的に好みだったのだけど、はる坊が強硬に「フルティカ」を主張(理由は不明)。それに従いました。
ニガウリは、最初「にがにがくん」という、いかにも苦そうな品種を手に取ったのですが、奥さんが「もう少しソフトに」というので「あばしゴーヤー」に変更。
シカクマメは「うりずん」とも言います。
莢に羽があって、断面が四角になる、サヤインゲンみたいなマメです。
結構好きで、直販所で見かけたら必ず買います。
もとが南の作物らしく、屋上でも行けるのではないかと。
スプラウト用ひまわりの種は「こんなものもあるのか」という気分で購入。
早いところ何かしら収穫して食べたい、という気分でもありました。
左側のは、半年前に食べたパッションフルーツの種です。
この辺が、種の第一弾。
3月半ばから、週末は忙しくなりそうです。
でもって、「葉芽花芽」の方ですが、先週植えた2本の木、今のところ枯れていません。
最初の1週間が山らしく、どうやらそれは越えたと思われます。
ユスラウメは購入時に既に付いていた芽がずいぶんふくらみました。
だいたい芽が3つ並んでいて、真ん中が葉芽(葉や茎になる)、両脇が花芽(つぼみ、花が咲く)となっています。
来週早々には花が咲くと思われます。
ですが、ここで選択肢が。
植えてすぐの若い苗に花や実を付けさせると、栄養がそれに取られてしまって、木本体の成長が悪くなるのです。
マニュアル等読みますと、最初の数年は木の充実をはかるため、花芽や出来たばかりの小さな実を取ってしまうとあります(花芽かき、摘蕾、摘花、摘果)。
さあ、どうしましょう。
この道では師匠になる奥さんと相談して、
「咲き始めたら、きれいに咲きそうな芽だけ残して、他を取る」
「実も少しだけ成らせる」
という折衷案にしました。
全く花を咲かせない、実をならせない、というのもつまらないですから。
タネのイワクラ、果樹も少しですがありました。
特に目をひいたのが「長十郎梨」の苗。
30年近く前、梨といえば、これと二十世紀が「赤梨・青梨」の双璧でしたが、今は両方とも品種的に絶滅危惧種なんですよね。
「新しい物」「変わったもの」「珍しいもの」が大好きな私としては、結構惹かれるものがありました。
今のところ、梨の優先順位が低いためにスルーしましたが、同じような趣味趣向の方はお買い求めになっては如何でしょうか?
・・・ブログあったんだ・・・
今まで検索もしなかったし、知らなかった・・・
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