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2010年8月11日 (水)

屋上産の水菓子2種

その1:パッションフルーツ

屋上で花が咲いて結実したパッションフルーツ。
第1号は青い状態で落ち、第2号は全体が薄紫になったところで落ちました。
青い状態で落ちた第一号はキッチンで追熟させて、第2号は一部が白くふやけていたのですぐに、それぞれ頂きました。

Passion1 第1号(写真中央下 追熟前)
Passion2
第1号(追熟後)
Passion3 第2号(落果してすぐ)

甘酸っぱく、香りがあって、いかにもトロピカルな味です。
酸味がとても強いのですが、その背後には強い甘みもあり、味が濃いです。

表面のシワが、数カ所、軽めに入ったくらいが食べ時でしょうか。
追熟が進んでシワが増えると、酸味が減る一方で、実の中でゼリー状の部分からジュースが分離して食べるところが無くなっていくのです。
今回はもう1日づつくらい、追熟させた方が良かったかな?

現在、あと11個が樹上にあります。
7月初旬に花が大量に咲いたのですが、基本的に人工授粉が必須、しかも午前中~日中に花が咲くため、会社勤めとはタイミングが合わないのです。
それでも休日や、夕方大急ぎで受粉してうまく結実したのが合計13個。
購入時に既に付いていた実も2つ食べましたので、15個までは収穫できますでしょうか。

夏真っ盛りの今は花芽がありませんが、暑さのピークを過ぎたらもう一回くらい咲くらしいので、さらなる収穫を目指します。

今のところ、虫も病気も無く、強い西日にも負けずにグイグイ枝葉を伸ばしています。
屋上の環境に最も適応している植物です。
似たような環境をお持ちの方には、オススメですよ。

その2:マクワウリ
サツマイモ(すいおう)の隣に植えたマクワウリ。
一時期はウドンコ病が猛威をふるい。
一時期は雄花ばかりで、雌花が咲く気配が全く無く。

およそ順調とは言えなかったため、あまり記事にもしてきませんでした。

そんなわけで放任気味だったのですが、その陰で一つが結実。
着々と大きく、黄色くなり、8月4日に収穫しました。

収穫の見極めとして、成り口の周辺に丸く裂け目が出始めた頃という情報がありまして、それに従いました。

Makuwa1 Makuwa2

味は・・・こんな味(食感)だっけ?

市販のマクワウリはもう少しメロン寄りだったと思うのですが・・・
メロンがゼラチンのふるふるゼリーだとすると、このマクワウリは寒天ゼリー(オブラートに包まれているやつ)。
密度の高い、サクっと、かつネットリとした実。
香りは良いです。甘みもものすごく乗ってました。
むしろ甘さはマクワウリの平均値よりも相当高くできたかもしれません。
自宅でここまで甘いものが作れたというのは、感慨深いです。

このほか、5つ程雌花が咲いて、それぞれ人工授粉はしたのですが、上手く育つのかは分かりません。
花が咲いてから収穫までだいたい30日とのことで、上手く行っても食べられるのは9月に入ってからですね。
子づるの摘心をもっと早くすれば良かった。

トマトは沢山収穫できて、味も良いのですが、イベント性が少ないですね。
その点果物は収穫が少なかったり(できなかったり)しますが、取れた時の嬉しさはひとしおです。
来年はまた違うものに手を出したいですね。

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