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2010年9月 3日 (金)

中村屋の親子丼

随分と昔にネタにはしたものの、まだ食べたことが無かった「正調 静岡の親子丼」。
やっと食べました。

宝台院前の親子丼専門店「中村屋」。

並、上、特上のなかから「上」

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これです。この見た目が欲しかった。
並だと、しきつめられた炒り卵の所々から他の具が覗いている、それはそれで整ったビジュアルだったのですが、まずはこの「上」の見た目が欲しかったのです。

全体がツヤツヤと照っています。
お店の照明とあいまって、一つの世界を作ってます。
盛りつけにも相当気を遣っている様子がうかがえます。

味は甘いです。
乱暴にくくると「田舎の味付け」という事になるでしょうか。
甘くて、味が濃くて、でも塩っ辛くはない。

しかしながら「もっとこうした方が・・・」的なツッコミが全く浮かびませんでした。
「この親子丼は、この味なんだ」と、ストンと落ちる味わいでした。
うなるしかない、完成された親子丼でした。
値段はちっと高め(上で950円)ですが、味そのものというより完成度、伝統芸能に支払う代金として、全くもって文句ありません。

はる坊も奥さんも好きだろうな、この味・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 しまった。ずっと「ほうたいいん」って呼んでた・・・

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