たこ焼き
中学時代の友人に、たこ焼き大好きな奴がいました。
どこの店がウマイだマズイだ、それはもうアツく語る奴でした。
諸般の事情によりノツボ(野壺)というあだ名で呼ばれていた彼は、今はどこで何をしているのでしょうか・・・
とまあ、人の黒歴史を掘り起こすのはこれまでにしましょう。
関西の端っこで生まれ育った私、静岡に来てからというもの、たこ焼きに関する不満がいくつかありました。
・高すぎ(1個10円~という感覚なんです)
・大きすぎ(軽く一口で食べたいんです)
・柔らかすぎ(カリっと行きたいんです)
簡単に言うと、もっとチープなのが良いんです。
リッチなたこ焼きは、私にとっては別の食べ物なんです。
というわけで、好きなんだけどなかなか買う気になれない、たまに買っても心が満たされない、静岡における、私とたこ焼きの距離感はそんな感じでした。
そんな感じで20年ほど来たわけですが、ここに来て変化が。
●はる坊「たこ焼き、なんと、大好物!」
いつ・どこで食べたのかは知らないのですが、たこ焼きが大好物らしいです。
お好み焼きは食べないのに・・・
●粉もんの本を良くみかける
特集を組んだ雑誌やムック本が、コンビニに置いてあります。
「家で、みんなで、安上がりに」なんて社会の動きでしょうか。
NHKドラマの影響もあるでしょう。
そんなこんなで、目に入るたびに買っちゃったりして・・・
●カセットコンロ購入
鉄板買ったらできるやん。
家族で、リビングで、たこ焼き、できるやん。
というわけで、ついにたこ焼き鉄板を買ってしまいました。
鋳物鉄製です。
これを念入りに念入りに油を馴染ませて、初挑戦。
関西生まれとか言いつつ、たこ焼きを焼くのは初挑戦なのです。
いくつかweb上の情報を見ると、どんなに準備をしても、最初のたこ焼きは焦げ付くらしいです。
「鉄板にこびりついたたこ焼きをスプーンで食べた」
なんて記述が散見されます。
そんな無様な姿を家族に見られたくないので、初挑戦は台所のコンロです。
・たこ焼き粉
・たこ
・揚げ玉(市販、エビ入り)
・紅生姜(自家製)
・ネギ
・卵
・おでん粉
材料はこんな感じ。
結果はこんな感じ。
15個の穴のうち、上手くできる穴が10個、どうにも焦げ付く穴が5個。
油の馴染みが悪かったか、鉄板の温度に偏りがあったか、中央部分と手前は良いのですが、奥の方がどうにもこうにも・・・
何回か使って、鉄板に油が馴染んで、私の腕が向上すれば、全ての穴で上手に焼けるようになるのでしょう。
今はまだガマンであります。
味の方はといいますと、私のイメージにより近いたこ焼きでした。
表面がカリッとサクっと、クッキーな感じに仕上がりました。
上手くできた満足感半分、上手く出来なかったストレス半分。
半分半分で心が満たされ、もう良いかな、という気分になりましたが、
はる坊「たこ焼き、とっても美味しかった」
というねぎらいの言葉で燃料注入。
さて、次はいつ作りましょうかね。
・・・とか、ブログの更新をサボっている間に2回目開催。
すべての穴で上手く焼けるようになりました。)
もう少し強めの火加減で作れたら、味がもう一段向上しそうな気がします。
ただ、この時のたこ焼き、タコが固かったため、はる坊には不評でした。
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